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出演者

人形劇団プーク

 

柴崎 喜彦   (舞台監督)

滝本 妃呂美

山越 美和

亀井 佑子

高橋 宏行

 

川名 武 (音響スタッフ)

櫻井 雅美 (制作スタッフ)

 

岸本 真理子 (霧と風からきいた話 演出)

竹内とよ子   (うかれバイオリン 演出)

講演者

 

武井由起子氏

(明日の自由を守る若手弁護士の会)

伊藤忠商事、一橋大学法務研究科を経て2010年弁護士登録(横浜弁護士会)。
離婚等家事事件から渉外含む企業関係まで幅広い業務を行っている。
明日の自由を守る若手弁護士の会所属
日弁連憲法問題対策本部 幹事
著書(共著)「これでわかった!超訳 特定秘密保護法」

 

講演者

 

人形劇団プーク プロデューサー

興梠 直人氏

1978年3月プーク人形劇アカデミーを卒業し、

人形劇団プークに入団。以来2001年3月まで舞台活動を行う。

主な出演作品としては 『怪じゅうが町にやってきた』。

神父役として900回以上のステージに立つ。

2001年からは 制作部 西日本担当となり今日に至る。

スタッフのメッセージ

 

今回の企画実施に携わったスタッフからの言葉です。

あの有名な人形劇団プーク・・・、私も子どもの頃に観て、とてもあたたかく幸せな気持ちになったことを思い出しました。そして、こういった芸術作品に我が子も触れさせたいと思い、今回の企画に携わらせていただきました。

今の時代、CGを駆使した娯楽映画、ネットゲームなど刺激的なエンターテイメントが溢れ、大人も子どもも、より刺激的なものを、と求めがちです。 子どもの豊かな感性を育むのは、決してこういった刺激的なエンターテイメントではなく、自然に触れたり、優れた芸術作品や文学作品に触れたりすることではないでしょうか?豊かな感性は、豊かな創造力と想像力を生み、行きて行く原動力となります。私自身がそうであったように、子どもの頃に体験したことが、今を生きる原動力となっております。

世の中の流れに流されるのではなく、確固たる信念を持って生きる。ハートの真ん中に大事なものを持って、育っていって欲しいと思う、親の気持ちです。私の母も、きっと、同じような気持ちで、プークの人形劇を観せてくれたのだと思います。

こうやって、また、プークに巡り会えたことに、なにか運命のようなものを感じました。

 

 

力んでもなるようにしかならないかもしれない。
でも、小さなつながりが生まれてきているような気がします。
知り合いの知り合いだったり、全然話したこともない人が、影響を与えあっているようなことが、あると思う。そういう目には見えない何かを感じはじめているところがあります。

 

 

演劇や映画、音楽や絵本。平和な時にはひとびとが楽しみ、時に安らぎや活力を得る源となる、芸術表現。
それらが時の政治状況によって奪われ、弾圧されてきたことは数々の歴史に事例をみることができます。
プーク人形劇団は戦時中、政府から実際に弾圧を受けながらも強い信念をもって活動を続け、
異なる人びとや存在がともに暮すことの豊かさや、強いものが弱いものを守る優しさ、
寛容な社会が産む幸福…様々なメッセージをこどもにもわかる方法で、

また大人も楽しむことのできる質の高い表現で、教えてくれています。

プーク劇場を訪れた時に目にした「9条守れ」のプラカード。
70年間平和を守ってきた憲法が変わることは、自分達の豊かな芸術表現がいずれ奪われることにつながる。

そんな危機感を、芸術表現に携わる人びとはどこかで感じているのかもしれません。
今回はプークの楽しい演目と、その背景にある制作者の想い、またそれを支える憲法の話が
三位一体となって、人びとのこころにちいさなタネをまいてくれるよう、願っています。

 

 

 

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