top of page

 

憲法ってなんだろう?

 

 

音楽を楽しむこと。

気の合う人びとと集うこと。

感じたことを自分の言葉にすること。

 

今当たり前に手にしているこれらは、

憲法の三大原則の一つ、”基本的人権の尊重”として保障された権利ですが、戦前には当たり前ではありませんでした。

 

第二次大戦がもたらした戦渦の反省にたち

更なる権力の暴走を防ぐために

憲法は定められました。

 

今現在もこの憲法によって守られているからこそ、

ここに人が集い、音楽を楽しむことができます。

ここで感じたことを、言葉にすることができます。

 

これが、もし時の権力によって

"公益及び公の秩序に反する"ものだと判断される時

そうすることが叶わなくなるかもしれません。※

 

そんなはずはない。と思いながらも

理解する前に 現実のかたちが、急速に変化しています。

 

危機感をもちながら、

今自分たちの手にある自由と権利をみつめることは

迷い立ち止まる歩みを、どちらへ踏み出せばよいのか

教えてくれるのではないでしょうか。

 

集い、そして音楽を楽しみましょう。

 

平和に耳をすませ、

自分の言葉を紡いでみましょう。

 

 

あなたにとって、憲法とはなんですか?

一言、ぜひメッセージをお寄せください。

 

 

野島美奈子

 

※自民党憲法草案第3章 第12条、第13条、第21条より

いただいたメッセージを公開しています。

この夏、プラカードを持ってたびたび国会前に出かける私に、

1年生の息子が言いました。


「ママは『戦争反対、戦争反対』って言うけど、どうすれば戦争をなくせるか本気で考えているの?ぼくは考えてるよ」

私はとても戦争を恐怖する子どもでした。強い平和教育を受けたり、戦争体験を聞いたりしたわけではなかったのですが。
登下校時に「今、水爆が落ちてきたらどうしよう」と考えているような子どもでした(当時は冷戦下の緊張感があったと思いますが)。

今の自分はあの頃の自分とは少し違う気がする。でも少し、ですね。
自分の手の届かないところで戦争がはじめられてしまう、無力感があります。でも、その無力感は、自分が参加しようとしない、自分から距離をとっていることによるものだと、今は思います。

私にとって憲法=9条でした。
9条は美しい理想でした。だけど9条があっても戦争の恐怖はなくならなかった。
最近、従来の護憲派が9条を護ろうとするあまり、必要な改憲の議論も避けてきたことが、憲法について国民的な議論を起こすことを妨げてきたという批判があります。

そう、触ってほしくなかった。
たとえ、実態には即していない、空虚なものになっているとしても。

今、改憲について話をはじめるタイミングなのかといえば、疑問ではありますが、憲法はこの世界を生きていくためにあるもの。使うためにある。と思いはじめました。
飾っているだけでは意味がない。
憲法を実体化していくことが必要だと思います。

自分がこの世界を生きていく、参加していく気持ちを、もっと持てるようになれるか。
私は変われるのか。変わりたいな、と思います。ま、少しずつですが。



岡部淳子

ここに懺悔する。無知とは恐ろしい。

 

以前わたしは共産党が掲げるお得意の十八番と、よくも知らないのに「憲法九条」をバカにしていた。 今は心から反省している。

 

原発事故後、尊敬しているフリーライターが、ある弁護士の憲法の勉強会を主催した。 憲法については、「法律の事?」という程わたしは無知であった。

 

勉強会では、「憲法とは国家が暴走しないためにある」と知った。憲法は、国民のものなのだ! なんと素晴らしい!! 嬉しかった!

 

その後、元新聞記者の講演会に参加し、海外での平和憲法の実態を知った。 コスタリカでは、日本を見習い平和憲法を制定した。軍を廃止し、その軍事費を教育予算に充てたと言う。素晴し過ぎる!

 

なぜ日本に出来ないか??

 

この夏、この国は戦争に加担する事が出来る安保法を国会で強引に可決した。今こそ、主権者である私たちが平和憲法を掲げて、国の暴走を止める時であると思う。

 

受け身でいては何も変わらないのだから。

 

 

鷹濱美春

My words for peace という名前がとてもいいと思いました。

誰かの言葉ではなく、自分の言葉で平和を考える。

一見拙いように思えたり感じられたりするかもしれないけど、

それは本当は覚悟が必要なことだと思うから おか様

 

 

 

 

憲法は、人間を権力者の暴力から守る最高の法律です。人間の自由といのちの尊厳と言論を守る城塞です。「基本的人権、平和主義、国民主権」は、国家権力に守らせるべき3大原則です。 大久保正雄様

 

 

憲法のことを考えないことは無責任なのかなって、反省しました。 考え方は色々あっていいと思います。まずは知ること、考えること、そして議論することだと思います。 ノビコ様

憲法は国民として守るべきものと思っています。 T Y様

「人には人らしく生きる権利がある」という前提を保障するためのものではないか、と思います。 (実際にその権利が守られる世の中であるかは別として)。 N. SUZUKI 様

憲法について考える機会になればとおもいます。 よろしくお願いします。 はる 様

今のところ一番しっくりくる答えとしては

「憲法は、私たちが幸せな生活を送るための見張り番」だと思います。

普段は意識しないけれど、最低限の生活を保障するために確かにそこにある、という感覚です。 松浦千絢 様

来年小学生になる娘とともに、わたしたちひとりひとりが平和を実現できるよう心がけていきたいと思います。 コナカイジフ 様

日本はこれから世界に先駆けて高齢化社会、人口減少時代を迎えます。

できれば成熟社会のありかたを世界に示せる国でありたいと願っています。

成熟は制約や弱さや寂しさときちんと向き合いながら他者も幸せにする力だと思います。憲法はいまの日本が持つ世界に誇れる数すくない成熟の要素だと思います。 渡辺和博 様

「憲法って何?」この問いに答えるのに自分に知識かないこと、意識が薄いことに親として少し恥ずかしくなりました。

 

こうして無意識でいられるほどに平和な国と時代に生きた典型的なひとりなのかもしれません。

 

ちいさなちいさな単位の家族のなかでさえ、喧嘩もするし、言い争いもあり、毎日優しい気持ちに満たされているわけではありませんが、

いまもこれからも子供達が安心して寝起きし、学び、幸せを追求する場所を、家族から地域、社会、国へと広げていくことができたらと思います。 M Y 様

日頃から憲法や9条のことを考えない人が多すぎます。

 

親が、教師が何も教えないから政府のいいなりになる子どもが育ってしまいます。戦争のために税金だけ払わされて散々な国になっています。

 

こうした催しのお陰で大切なことを訴えて、気づかない人たちに伝えていく運動をしていただき本当にありがたいです。usagi 様

法は、わたしの味方。

 

「たとえ、国や世間や何かおおきな権力から、 “役に立つ人間でないと価値がない”、なんてメッセージが送られてきたとしても、 決してそのメッセージを、そのまま受け取ってしまわないでください」

 

「役に立つ/立たないではない、何ができる/できないではなはい、 あなたがほかの誰ともとりかえがきかない、 ただ一人の“あなた”であるということ、 ただそれだけで、 あなたはかけがえのない大切な存在なんです」

 

そう伝えながら、わたしの側に立ってくれている。 だから、憲法は、わたしの味方。

 

※「憲法ってなんだろう」という問いかけがすてきです。 問われると、自然と人は答えを探し出す。 憲法って大事なんだよ、と誰かに教えられることよりも、 一人ひとりが自分の言葉で「わたしにとっての憲法」を語ろうとすること、語り出していくこと、 それこそが本質なんじゃないかな、と感じました。 mai works様

憲法は、私の中に一緒に生きてくれているものな気がする。

 

なぜって、13条と12条がコインの裏表、二つで一つと、あるとき気づいたから。私には、私らしく幸せを追い求めて生きる権利がある、と伝えている13条。 その13条の実現のためには、私自身が「不断の努力」の12条を、日々普段からしないと いけないんだよね。

 

そうしないと権力は好き勝手なことをして、私の自由や権利を奪おうとしてしまうから。 そして実はね、「私らしく生きる権利」の13条と「不断の努力」の12条。 その二つを足し算すると——

 

25条の「生存権」につながっているのです。 水野スウ様

人が生きるって素晴らしいと思える人生を送るために、国家という装置を使って自分たちが住む地域の他の人々と一緒に、協力しあいながら暮らしている。

 

目的を実現するための手段であるはずの国家が、それ自体の維持のために活動をしていくと、個人の幸福の実現という目的を忘れて、さらにはその目的とは真逆の方向に進み出すことがある。個人の幸福を踏みつぶすことで国家を維持しようとする。そういったことを防ぐために憲法はある。

 

つまり憲法は個々としては小さな存在である私たちが、生きることは素晴らしいと宣言し、そうやって生きることを自分たちの手で実現すると信じ、行動し続けるということを、あらゆる権力に対して宣言するもの。

 

その宣言は行動によって実体が維持されるので、維持するための行動が少なくなれば権力に簡単に無力化されてしまう。

 

 

自分にできる行動を考え実行されたminaさんたちを尊敬します。まずこの会に参加することから自分ができる行動を考え実行できるようになれればと思っています。 鈴木加織様

僕は憲法25条がとても大事だと考えています。

 

1 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 

すべての国民が最低限度の生活を営むことに本気とはとても思えない現状が色々なところで散見されます。 「この現状おかしくないですか」と思ったときに寄って立つはずの憲法が軽んじられていては、世にまかり通る語気の強い自己責任論等に流されてしまいます。

 

でも、やっぱりお上が何かしてくれるというのはない気もします。

 

みんな一人では生きられないし、助け合い支え合うのが大事だと思います。

そんなのどこにあるのかと思うかもしれません。

 

その支え合いのコミュニティはこの音楽会のような取り組みから始まるのだと思います。 地元でこのような会を開いてくださった主催者の皆さんに感謝したいと思います。 いけもと しゅうご様

 

初めて社会科で憲法について習い、9条を知った時「戦争で負けてしまって、悲しいこともたくさんあったけれど、もうこれから私が生きる時代は絶対大丈夫なんだ。」ととても安心して嬉しく、そして誇らしさも感じたことを覚えています。

 

「基本的人権」「学問や思想、信仰の自由」がすべての人に認められる、というのを知った時も同じように思いました。 その後も、どんな恐ろしいことがあっても、本音とか建前とかあっても、すごい綺麗ごとかもしれないけれど、一番上にそんな「憲法」があって私たちを守ってくれるはず、という期待?がありました。

 

憲法が私たちのことを守ってくれるのは当たり前だと思っていたし、これからもそれが変わることはないと思っていた。 でも、それが今危機にあると感じています。 どうすればいいのかとてももどかしいです。 齋藤桃子様

どんなにたくさん人がいても、私がいて、あなたがいて、

それが続くだけの世の中ならいいのに、と夢想します。

気持ちいい風に、花の香り、友達。

 

社会は私の手に余る。

 

集団は個人の愚かさを増幅し、

国は一人に対してあまりにも強く非情だ。

助け合うためにあるはずのこのシステムに、

私は生きることを阻害される。

 

だから憲法がある。

私たちの本当の願いを守るために。

それは人間のなかの尊い力。

知性であり、

私とあなたとすべての人の幸福を守る意思。

 

川添瑞木様

第二次大戦後、世界の恒久平和の実現を目指して設立された国際連合と

同時期に、日本国憲法は作られ、国連憲章の精神を色濃く反映しています。

 

戦後70年、いまだに世界に紛争は続き、飢えや貧困も解決されていません。

日本国憲法の精神を世界に広めることこそ、我々日本人がやるべきことです。私も尽力してまいります。 

 

衆議院議員 落合貴之様

憲法とは、一言で言えば、時の政治権力や暴走する政治家から、

国民の自由と権利を守るためのものです。

 

その憲法の枠内において、

選良が法律をつくり、社会の秩序を維持しています。

 

それこそが立憲主義であり、時の政権の都合で解釈を改めることは立憲主義の崩壊につながります。

 

立憲主義を守ろうとする草の根の活動に賛同します。

 

手塚よしお様

すばらしい音楽会のようにバランスがとれて調和のある社会をつくるために、

その土台としての日本国憲法を大切にしたいと思います。

もっと使わなきゃもったいない!ですよ。

 

世田谷区長  保坂展人様

憲法とは、すべての生命が輝きながら地球上で共生していける暮らしを保証するもの。

人類がこのまま消費を続けていたら、地球3個分の資源があっても足りないと言われている。

 

私たちは日本国憲法の下、いかに地球を蘇生させていくかを考える時期にきている。

 

沖縄そば岡てつ店長 岡田てつお

今まではただ漠然と、国民が人間らしく幸せに暮らせるように守ってくれるもの、国民が守るべきものだと思っていた。

 

決して国家を守るためのものではないはすが、近頃本来の趣旨とは別の方向に向かおうとしているような気がしてならない。

 

今こそ、国家が国民の犠牲の上に成り立たないよう皆で考え声をあげていくべきだと感じる。ひとりひとりの幸せのために。

 

飯塚真理子

建前は国民の権利を保証して、国家権力を制限する役割なんだよね?

 

でも、実際は全然身近じゃないし、専門家じゃないと全てを理解するのは無理だよね。読んでて面白くないし。日常では必要ないし。

 

憲法、なんだろうな。生活から離れたところにある、本当は知らなければならない物かな。

 

さこ

人の生活をサポートするもの

 

土田亜紀様

この国が大事にしてきた憲法について、家族で改めて考える貴重な機会を下さったことに感謝します!

 

世田谷区議会議員 風間ゆたか

参議院議員の山本太郎です。「ちいさな音楽会in世田谷」にお招きいただいてありがとうございます。

 

今年の夏の国会で、何度も日本国憲法の議論をしました。今回の平和安全法制という名の戦争法案が、明確に憲法9条違反だからです。世界を敵と味方に分けてしまう集団的自衛権を行使することを禁ずる憲法9条は素晴らしいものだと思います。

 

みなさんとともに、日本の憲法9条を大切にし、日本を、憲法9条を世界に広めていく、意志の強い国にしましょう。山本太郎のメッセージでした。

bottom of page